2020年1月16日木曜日

アルト急騰

私が「アルトが上がるのはまだ先」と書いてから間もなく、アルトが急騰しました。相変わらず未来は予測不能であることを相場が教えてくれます。今回のアルトの急騰は意味不明であり、ノボグラッツ氏もなんじゃこりゃとコメントしています。ノボグラッツ氏のコメントに関する記事

しかし、そもそもいかなる相場であれ、短期的には合理性などありません。仮想通貨ともなれば尚更です。相場が合理性を発揮するのは飽くまで長期で見たときであり、それも短期の非合理性を発揮しながらですので、概ね合っているという程度です。

アルトの急騰は、ただの反発と見ることもできます。これまでが下がりすぎなのです。ビットコインは依然としてDiffモデル以下であり、それなりに安いといえますが、それ以上に叩きつけられている主要なアルトコインは、相当お買い得なのかもしれません。

ともあれ、昨年6月からのベアトレンドは終わったと思われます。となれば、現在はブルトレンドのはずですが、どういうペースでどういうブルが展開するのか、これは神様も分からない領域であり、人間が正確に予想できるものではありません。フォースの赴くままにチャートが描かれるのです。

BTCは、2019年の前半と比べれば、半減期マジックによって下値ラインが半分切りあがってしまったのは間違いありません。今後、3,000ドル台でビットコインを買うチャンスは無いでしょう。6,000ドル台でも無いかもしれません。

これまでに仮想通貨を仕込んだ投機家からすれば、BTCが20,000ドルを超え、さらに伸びていくのをボケっと見ていればよく、特にやることもない時期ではあります。
ビットコイン日足

2020年1月7日火曜日

ゴーン氏の声明とソニーのEV

ゴーン被告「事件はクーデター」 会見で日本政府関係者を名指しへ 米TV報道
政府関係者がゴーン氏の逮捕に関与したそうですが、さて誰でしょうか。面白そうなので、明日の会見は見る予定です。

日本の司法制度をゴーン氏は批判していますが、元々日本には欧米と比べて変なところがあります。長いものには巻かれろとか、空気を読めとか、余計なことを言うな(するな)というのは、恐らく西の人々には理解できない日本の特徴ではないでしょうか。理不尽さは間違いなくありますからね。

ゴーン氏は日本当局と戦うことになりますが、恐らく腹を決めた彼に太刀打ちできる政府関係者など、日本に存在しないでしょう。個人的には、この騒動がすんだら、レバノンで自動車会社でも立ち上げて、水野さんも呼んで、二速付きEVでも作ってほしいものです。

話は変わりますが、EVは家電屋がやればいいじゃないと記事を書いたその日に、ソニーが試作電気自動車を発表しました。ソニーが自動運転EVを試作 20年度に公道で走行実験へ
家電屋なら老舗の自動車会社と違って、エンジンに縛られることはありません。EVでも量産となればいばらの道でしょうが、ぜひ邁進してほしいと思います。

BTC日足

この数日、価格の感触が非常によく、どうやら去年6月からの下げ相場が終わったようです。しかし、直感的な感想なので、はっきりするまでにはもうしばらく時間がかかることになります。直感では根拠に薄いわけですが、相場師たるもの、相場のフォースを感じ、それに従って取引できねばなりません。

ビットコインは相場の先導役であり、アルトが本格的に上がるのは、ビットコインのブルを皆が確信してからになるでしょう。トレードの腕があるなら、まだ先になりますが、タイミングを見極めてビットコインからアルトへ乗り換えるのが良さそうです。

アルトはアルトで時間差があったりするので、それはそれで取れるなら取るべきでしょう。私はあまり気張らず、しかし要所では容赦なく、取引したいと思います。

ビットコイン日足

6594 日本電産

会長が面白そうな人で、見るからに昭和の企業戦士といった面構えです。ちょうど一年前、株価が不安定になったとき、尋常ではない変化とコメントしていました

それを受けてか、株価もかなり不安定になっています。前期と今期の減収減益を織り込んでいるような感じです。しかし、今期は大幅な減収減益なわりに頑張っている印象です。

この株価の頑張りが、単純に天井圏を作っているのか、あるいは来期以降の日本電産の逆襲を織り込んでいるのか、今のところ分かりません。しかし会長はEVシフトにやる気満々で、モーター屋だから当たり前っちゃ当たり前ですが、非常に好感が持てますね。

日本電産、EVモーターの受注見込みが3カ月で5倍に
EV/スマートモビリティ分野への挑戦

将来的にはEVプラットフォームにも参入予定とのことで、2025年と言ってますが、恐らくバッテリー価格の低下と歩調を合わせる気なんでしょう。多分、前倒しになると思います。

プラットフォームが出来ても、ボディ等はどこかが供給しなければ自動車になりません。しかしボディと一口に言ってもデザインから空力からプレスから溶接から、ノウハウの塊であって、ベンチャーができるほど簡単ではないはずです。テスラぐらいなもんでしょう。

しかし、家電などの異業種からの新規参入は考えられます。ダイソンは撤退しましたが、パナソニックもバッテリーだけ作るより、日本電産との合弁企業で安価なEVを目指したほうがいいかもしれません。ファナックみたいな会社が出来るかも。

日本電産のチャート

2020年1月6日月曜日

中国のEV

中国は環境対策としてEVへ注力していますが、なんと去年の段階で100万円を切るBEVが発売されていたそうです。中国・グレートウォールモーターの新EV「ORA R1」は100万円以下!

航続距離は実質150マイル程度らしく、街乗りぐらいなら十分にこなせます。勿論、日本では車の品質の問題が出るでしょうから輸入は出来ないでしょうが、ブルームバーグが転換点と主張する2022年の3年前から、すでにこんな自動車が発売されていたとは驚きです。

補助金ありきの価格のようですが、エンジンいらずで家電のように車が作れれば、中国は強いでしょう。

日本でもこういう自動車が100万円程度で売られれば、維持費の安さと相まってブームになるかもしれません。日本のメーカーは今後もエンジン車を作り続けることになるでしょうが、携帯電話がiPhoneでほぼ駆逐されたように、海外製のEVで日本のエンジン車が駆逐される日が来るかもしれません。

EVは、これから年々面白いのが出そうです。

2020年1月4日土曜日

人を呪わば穴二つ

日産週足です。ゴーン氏が逮捕されたのは、2018年11月19日。一年ほど前の出来事ですが、日産の株価と照らし合わせて見ましょう。

株価を見れば、逮捕前に少し長期の移動平均線を下回っていますが、ちょっとなので、市場はゴーン氏の逮捕を織り込んでいなかった、と見るのが妥当でしょう。明らかにネガティブサプライズでした。

その後、業績悪化に伴い株価急落。日産の経営陣は大リストラに踏み切りました。しかしリストラ対象は海外であり、国内は対象ではありません。日産の功労者であるゴーン氏を追い出し、日本で嫌われたくないので業績悪化のツケを海外に押しつける。こんな経営陣で国際競争に勝てるのでしょうか。

まして、ブルームバーグが言うようなEVシフトが起こってしまえば、エンジンは不採算部門になってしまいます。自動車の転換点はまだこれからなのです。日産が今後の激流に耐えられるとは思えず、ゴーン氏の追い出しが日産転落の転換点として語られるようになるでしょう。


2020年1月3日金曜日

EVの将来価格

ちょっとEVに関して調べてみましたが、世の中の流れは速いものです。ついていくのが大変ですね。
蓄電池コストの分岐点
電気自動車の価格はバッテリーコストが下がり2022年までにエンジン車に優る競争力を獲得する

日興アセットマネジメントの資料とブルームバーグの記事の紹介ですが、いずれも2022年にはガソリン車より安価なEVが作れると主張しています。あと2年です。すぐですね。

これが実現すれば、大変な事態です。EVがいくら売れるのか、見当もつきません。EVはガソリン車より壊れにくく、また整備代がかからないため、主に整備がメインの販売店は縮小していくことになります。

また、日本の自動車会社は、EVの開発に注力しなければなりませんが、今までの流れがあるので、エンジンの開発を止めることは出来ないでしょう。部品のサプライヤーもいれば設計者もいるし、エンジンの燃料効率を計算している技術者もいるわけですから。

EVの価格については、実際に2年後になってみないと分かりませんが、確かにテスラ車を見てみると、アメリカではモデル3は約4万ドル。モデルSやXが10万ドル程度なのと比べると、大分安価になっています。

アメリカではモデル3がバカ売れですが、日本では右ハンドル仕様などの都合で511万円ほど。となると、価格差は60万ぐらいでしょうか。モデルYの次の大衆車の価格が、仮に米国で3万ドルとすれば、日本でも350万円前後で販売できるかもしれません。

なんにせよ、電気自動車の一世紀ぶりの逆襲が本当に起こるのかどうか、楽しみです。