2018年2月20日火曜日

トレンドラインと対数軸

ふと思ったのですが、トレンドラインは普通の軸と片対数軸で違ったラインになってしまいます。相場10年でこの程度のことにようやく気が付いているのは、間抜けとしか言いようがありませんが、これについて少し考えてみます。

どちらを使うべきかは、ズバリ、好みの問題でしょう。しかし、パフォーマンスで評価される相場師は、普通の軸よりもむしろ片対数の方が良い気もします。そういえば、ピーター・リンチの本でも、全部グラフは片対数でした。

試しに日経平均でラインを比べてみます。上のグラフが片対数、下は普通。片対数の方が、一本のラインで相場を表現できているような感じがします。2003年から2007年の上げ相場、2012年から現在まで続く上げ相場、といった具合に分類できます。

普通のグラフですと、2003年からのラインと、2012年末からのラインに意味はありません。ただ引いてみただけの、意味のないラインです。重要なラインは2005年と2016年からのものであり、この場合は一度相場が休憩したか、ないし下げ相場を挟んだという捉え方になるでしょう。

上げ相場の期間中パフォーマンスが一定であっても、普通の軸では最後の方が値上がり幅が大きいので、上げ相場が始まった時点からのラインが引けません。一方、片対数ならパフォーマンスが一定なら値上がり幅にかかわらず、ラインは一定です。

というわけで、片対数の方が優れているとは言いませんが、少なくとも片対数のトレンドラインを無視していいとも思いません。私はとりあえず両方見ていこうと思います。今後ブログで取り上げるチャートは、しばらく片対数にしてみます。



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